ねんねん

ねんねん
I
ねんねん
〔「ねね」の転〕
「寝なさい」の意で子供を寝かしつけるときに用いる語。
~ころり
子守り歌の句。 ころりと横になって寝なさいの意。

「~よ, おころりよ」

II
ねんねん【年年】
その年その年。 毎年。 また, 年がたつにつれて。 年一年。 副詞的にも用いる。

「~需要が増える」

~歳歳((ネンネンサイサイ))花(ハナ)相似(アイニ)たり
〔劉廷芝「代悲白頭翁」〕
毎年毎年花は同じように咲く。 人の世が変化するのに対して, 自然が変化しないことのたとえ。
→ 歳歳年年人同じからず
III
ねんねん【念念】
〔仏〕
(1)一刹那(セツナ)一刹那。 瞬間瞬間。

「銭に恋着して~忘るること能はず/福翁百話(諭吉)」

(2)一刹那一刹那におこる思い。 一念一念。

「我等がこころに~のほしきままに来りうかぶも/徒然235」


Japanese explanatory dictionaries. 2013.

Игры ⚽ Нужно сделать НИР?

Share the article and excerpts

Direct link
Do a right-click on the link above
and select “Copy Link”